商品のパッケージに書かれていること、どのくらいお読みになりますか?
わたしは、割と熟読する方なのですが、特に『プラスアルファ情報』のようなものが大好きです。
調味料の使い方アレンジ、冷凍食品の調理方法のコツ、お菓子の食べ方アイディアなど…じっくり読んで活用することも多いです。あっ、食べ物が多かったですね。
もちろん、日用消耗品の表記もちゃんと読みます。これらは注意喚起の『プラスアルファ情報』が多いですよね。「混ぜるな危険」「これは飲み物ではありません」「切り口で指を傷つけないで」など、かなり大きな文字で載っていて、日常に潜む危険を教えてくれているのだから、よく読まなきゃと思っています。
今日は、佐山くんが手にしたスナック菓子の表記に、興味を持ったみたいです。
「てるみちゃん、こういうのキッチングッズにも応用できるね。」
「なになに??」
「お客さま相談窓口の電話番号の下に『あなたの声をお聞かせください』って書いてあるんだよ。」
「ホントだ~。たぶん前から書いてあったんだろうけど、気づかなかったね~。」
『プラスアルファ情報』の源は、企業・組織が集積した、お客さまの声からということが多いとお聞きしたことがあります。
今まで以上にたくさんの、お客さまの声を「集めたい」とか「活用したい」というような、意識が全面に表れたメッセージだなと思いました。そういった姿勢そのものが【傾聴】を表現していると、佐山くんも感じたのかしら。
そのスナック菓子には、相談窓口の電話番号だけでなく、SNS用の二次元バーコードも一緒に印刷されていました。電話以外の接点からも、お客さまの声を求めて、新しい手段も活用しているのですね。
商品パッケージそのものが【傾聴】の心を表現しているというのはとても素敵だなと思いました。
あまりの美味しさに
お菓子メーカーに電話したことあるな~