Vol.24 1年ぶり、3度目の社員旅行!

社員旅行の季節がやってきた

早いものでこのコラムも24回目となりました。ミャンマーに来て丸2年が経ち、3年目に突入しようとしています。ということは…そうです!今年も社員旅行の季節がやってきました。
1年目は乳飲み子を抱えていきなり電気無しのホテルに泊まる事になり、2年目はバスのドライバーが迎えに来てくれないというハプニングが起きた社員旅行です。
今年も行き先はグエサウンビーチ、金曜の深夜に出発し、土曜日の朝着、土曜日はグエサウンに宿泊し、昼に現地を出発というスケジュールです。

去年の費用や予定をまとめておいたエクセルを元に、旅行会社と交渉し手配する事にしました。私も2回目の手配なので、余裕を持って取り組む事が出来ました。
また、設立当初から在籍している社員にとっては、グエサウンビーチの社員旅行に参加するのも3回目です。何か目新しい事が出来れば良いな、と思い、今年はエレファントキャンプに寄る事に決めました。
エレファントキャンプとは、大自然の中でゾウと触れ合ったり、一緒にお散歩したりする事ができるアクティビティスポットで、グエサウンビーチからバスで1時間ほどの場所にあるのです。

道中、バスのタイヤがパンクするトラブルはありましたが、無事、早朝にグエサウンビーチに到着しました。ホテルの人に、オススメのローカルの朝食屋さんを教えてもらい、皆で朝食をとった後に、バスはエレファントキャンプに向かいました。

初体験!エレファントキャンプ

エレファントキャンプに到着すると、ゾウ使いを背中に乗せた数匹のゾウが出迎えてくれました。バケツ1杯1000kyatのサトウキビを買って柵越しに餌をあげることが出来ます。皆、早速餌を買って、ゾウに餌をあげていました。簡素な柵ごしなのでゾウとの距離はかなり近くスリリングなのですが、なんと、柵の中に入って、寝そべったゾウと一緒に写真を撮ったりも出来るのです。

皆で、一通り写真を撮ったり、餌をあげたりした後、ゾウに乗ってお散歩することになりました。人が座るための木の枠を背中につけたゾウ1匹に対して、ゾウ使い1名と、2~3名のお客さんが乗る事が出来ます。希望者は、順番にゾウに乗り込みました。
ゾウの背中の上はかなり高く感じました。女王様のように優雅に乗る人、ゾウの上でもしっかりセルフィーをする人、キャーキャー叫ぶ人、一緒に乗った人としっかり手をつないで緊張している人…ゾウの乗り方にも、それぞれの性格が出ていて面白かったです。
数名、「ゾウに乗らない」という女性社員もいましたが、「高いところがこわいのかな?」と特に気にしませんでした。

ゾウに乗ってのお散歩は、とても刺激的でした。大自然の中の、道なき道、崖のような場所や、川の中、急傾斜など、まさかここは通らないよね?という場所を、ゾウが進んでいくのです。
前後にいるゾウ同士が、しっぽと長い鼻をしっかりと絡ませあって、手をつないでいるように見えるのも可愛らしくて、2歳の息子も大喜びしていました。次の日に、「ゾウ、ノッタ、タノシカッタ」と朝起きて一番に言っていたほどです。

ひとつ、私が気になったのは、ゾウ使いが持っているかぎ針がついた金槌のようなものです。私たちが乗ったゾウのゾウ使いは、一度も使わなかったので何に使うものは分からず、「ゾウがかゆい時にかいてあげるものかしら」と思っていました。

後日、ゾウに乗らなかった女性社員に「ゾウに乗らなかったね。こわかったから?」と聞いたところ、「ゾウ使いの人が、持っている道具でゾウを叩いていたので、かわいそうで乗れませんでした」「ゾウの頭の皮膚には穴があいていました」という答えが返ってきました。ゾウ使いが持っていたのは、ゾウを叩くための道具だったのでした!
使っているところを見ていたら、私も乗れなかったかもしれないな…と思っていると、「『かわいそう』と言うと、ゾウは言葉がわかるので言うことを聞かなくなってしまうので、『かわいそうと言わないでください』とゾウ使いの人に言われました」と女性社員が話してくれました。

人間と共に生きていく生き物には、私の知らない関係性があるのでしょうが、生き物に優しいミャンマー人の中には、あまり気分が良くない人もいるかもしれません。来年は、エレファントキャンプは希望者だけにした方がいいかな?と旅行のメモを残しました。

ミャンマーの変化はこんなところに

エレファントキャンプの後は、浮き輪で果敢に沖を攻めたり、皆でバナナボートに乗ったり、ココナッツジュースを飲んだり、ジェスチャーゲームをしたり、夕暮れの海をバックにこれでもかというほど写真を撮ったり、去年と同様、皆ビーチを目一杯楽しんでいました。

去年と少し変わっているなと感じたのは、ビールを飲む子が増えた事です。去年は、海外に留学経験のある男性がビールを飲んでいたくらいで、男性でもビールを飲む人はあまりいませんでした。
そもそもお酒を飲む人が、日本に比べて少ないのと、目上の人の前でお酒を飲まないのがよしとされているからです。

今年は、ビーチにも缶ビールを持ち込んで、浮き輪でぷかぷかしながらビールを飲んでいる子がいましたし、ディナーのお店では、男性社員はほとんどビールを飲んでいたのではないでしょうか。女性社員も、数名ビールを飲んでいて、初めて見る光景に内心驚きました。
ディナーのお店からホテルに戻った後も、女性社員を含む数名は、ビーチでウイスキーを片手に2次会をしていたようです。

街中のビアサイン(居酒屋)には、女性同士のグループもよく見かけるようになってきました。外でお酒を飲む人が増えてきたのも、ミャンマーの変化のひとつなのかもしれません。
女性社員が大好きな韓国ドラマでも、女性が居酒屋でビールを飲むシーンなどがよく出てきます。女性が人前でお酒を飲んだりするようになったのは、民主化以降、海外の文化が一気に入ってきたその影響なのかな?とも思います。

ジュースやお水を中心に持ち込んだ飲み物でしたが、来年からは、ビールやウイスキーを差し入れした方が喜ぶかもしれないなと、こちらも、来年のための旅行のメモに残す事にしました。