Vol.01 ミャンマーはヤンゴンで暮らし始めました

みなさん、ミンガラーバー!
この春からミャンマーはヤンゴンで暮らし始めたマキコです。
2014年11月のジーネクストミャンマー設立時から駐在している夫を追いかけ、首がすわったばかりの息子と一緒に引っ越してきました。
語学力なし、海外経験は旅行程度、フロンティアスピリッツだけは無限大!
未知の国ミャンマーから、現地の今をお届けしていこうと思います。

ところでミャンマーってどんな国?

「ミャンマーに引っ越す事になりまして」と周囲の方々に伝えると、よくある反応ナンバーワンが、「ミャンマーって昔のビルマ?危なくないの?何語話すの?」というものです。

『ビルマの竪琴』(竹山道雄著の小説、中井貴一主演の映画も有名)をご存知ですか?ミャンマーは、以前『ビルマ』と呼ばれていました。年配の方には、ビルマという方が、通りが良いでしょうか。前の軍事政権が国名をミャンマーに変え、現在は国際的にもミャンマーが正式名称ということになっています。

治安は比較的良く、夜に繁華街で女性が一人で歩いていても恐怖を感じるような事はありません。ごくごくまれに、強盗に遭う事もあるようですが、まあ日本と同じくらいの確率でしょうか。

そして、ミャンマーの言語は、ずばりミャンマー語です。冒頭の『ミンガラーバー』は、ミャンマー語で『こんにちは』という意味。文法は日本語と同じなので、話し言葉は比較的学びやすいと言われています。しかし、日本人がミャンマー語を学ぼうとすると立ちはだかるのがミャンマー文字です。
この写真は、会社にかけてあるカレンダーなのですが、赤文字の日には、祝日名が書いてあります。右上に書いてあるのはミャンマー数字です。
私は、初めてこの文字を見た時に思いました。「文字というか…柄?」
アルファベットを使う言語なら、なんとなくこんな発音かな?と予想がつくものですが、これはなんとなくでは読めません…。

アジア最後のフロンティア

ビジネスマンにとっては、ミャンマーは今とても熱い国です。2011年3月に、50年間続いた軍事政権は終わりを告げ、民主化と経済改革が進められることとなりました。民主化を訴え軟禁されていたアウンサンスーチーさんが解放されたニュースは記憶に新しいですね。それに伴い、これまで規制されていた外国の文化や企業が、未知の国、ミャンマーに進出し始めます。既に多くの企業が鎬を削る他のアジア諸国と異なり、まだまだ未開拓の地、ミャンマー。まさに、アジア最後のフロンティア!

多くの企業が視察に訪れ、ホテル価格や家賃は軒並み高騰、不動産に関しては、日本のバブル期のようです。IT企業の大卒初任給が100ドル〜200ドル程度のこの国で、しがないビジネス用のホテルでも1泊それくらいの値段がします。ちなみに、ベトナムだと同程度のホテルは20ドルも出せば泊まれます。

視察に訪れる日本企業は多いものの、実際に会社を設立するのはまた別のお話。
ミャンマーでは、日本企業は視察だけしてなかなかビジネスの話が進まないため、『4L』と言われているそう。“Look,Listen,Learn,Leave”のLです。
視察に来て、見る、聞く、学ぶ、そして去って行くのが日本人だと。
そんな中、ベンチャー企業ながら、ミャンマー支社を設立したジーネクスト。とても勇気ある決断なんですよ!設立にかける想いは、当ホームページ、会社情報より、ご挨拶のコンテンツをご覧ください。(宣伝)

到着、いきなりのサプラ〜イズ

先に述べたように、外国人向けの住宅はかなり高騰しているうえ、空きがありません。家具付きのちょっと良いサービスアパートメントだと、月の家賃は50万以上…。
たとえ空きがあっても、ベンチャー企業にとっては厳しい価格です。
そんな中、必死に探し、それなりにリーズナブルなお家賃の物件を探しあてた夫。
日本人向けの住宅で新築、大きなモールの近所と聞いていたので、多少は安心しておりました。
さて、4月下旬、いよいよ息子を連れて成田からヤンゴン国際空港へ。
スーツケース2個、特大段ボール4つ、機内持ち込みキャリー2個に、ベビーカーの大荷物を抱え、迎えのハイエースで空港からの道を走ります。ヤンゴン国際空港から市街地までの景色は、意外や意外、比較的きれいに整備されており、植物が植えてあったりして、南国リゾートの雰囲気。
また、ヤンゴンの市街地はバイクや二輪車などの乗り入れが規制されており、東南アジアの道路といって想像する、車とバイクと自転車と歩行者がぐっちゃぐちゃのカオス状態、という事はありません。
渋滞はしていますが、思ったよりも整然とした雰囲気です。
車に揺られながら、新生活への期待が高まります。

「家はここだよ!」と案内された場所を見て、

・・・・・・・絶句!

ご覧ください、この写真は我が家のお向かいさん。
(これは掘建て小屋?)(壁、ないよ?)(アンテナ?傘?)
あまりのローカルっぷりに途方にくれる私。フロンティアスピリッツ、早くも挫けそうでした。
気を取り直して、我が家(壁があり、ホッ…)のドアを開けると、さらなる絶望がわたしを襲うのでした。